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トウゴロウイワシ目は、6科48属約300種が分類されるグループだが、その大半がオーストラリア、ニューギニアを中心とした淡水魚であり、100種ほどが沿岸の浅海に棲息する海水魚である。ただし、分類については異論も多く、今後、分類体系が変化する可能性もある。
トウゴロウイワシ目の淡水魚で日本に棲息する在来種はいないが、日本でも一部の河川や湖に移入されているペヘレイなどが知られている。
トウゴロウイワシ科は12属60種からなり、ほとんどが小型の海水魚で、日本近海にはトウゴロウイワシ、ギンイソイワシ、ヤクシマイワシ、オキナワトウゴロウなど数種が棲息している。
イワシの名がついてはいるが、分類上では近いわけではなく、むしろダツやボラに近い仲間だ。
本種の分布エリアは、沖縄諸島を除く千葉県以南の日本各地、インド・西太平洋など。